水野 元博

みずの もとひろ
Motohiro Mizuno
金沢大学ナノマテリアル研究所
教授
A01

専門分野物理化学・核磁気共鳴・ナノ構造化学
公募班(2020-2021)

固体NMRによる金属錯体のベイポクロミズム現象の機構解明

キーワード
ベイポクロミズム、白金錯体、固体NMR、分子運動、局所構造解析
関連する研究者
研究協力者: 重田泰宏(金沢大学ナノマテリアル研究所、特任助教)
研究協力者: 石井史之(金沢大学ナノマテリアル研究所、准教授)

研究概要

蒸気に応答して可逆的に色が変化するベイポクロミズムは、ソフトクリスタルが有する興味深い現象の一つである。ベイポクロミズムを示す金属錯体では、蒸気吸着に伴うホスト骨格の構造変化が色の変化の引き金となっており、金属錯体が形成する局所構造を制御することで、高機能なベイポクロミック材料の開発が期待できる。本研究では固体NMR法を用い、ベイポクロミック金属錯体の設計において重要となる、蒸気吸着に伴う局所構造の変化、吸着分子の運動状態、吸着分子と金属錯体との相互作用、金属の電子状態の解析を目指す。本研究代表者は、ベイポクロミック金属錯体の局所構造、分子運動、電子状態の解析のための固体NMRの測定法・解析法を確立し、蒸気の吸着に伴う物質内部の状態変化を解析する。固体NMRの解析にX線構造解析や理論計算を加え、ベイポクロミズムのメカニズム解明を行うとともに物質設計に役立つ情報を提供する。また、開発した解析手法を多段階変色特性を有するベイポクロミック金属錯体の開発に役立てる。

ベイポクロミック金属錯体に吸着した分子の運動と2H NMRスペクトル

研究業績


関連ウェブサイト
連絡先
mizuno@se.kanazawa-u.ac.jp