鈴木 修一

すずき しゅういち
Shuichi Suzuki
大阪大学大学院基礎工学研究科
准教授
A02

専門分野物性有機化学・錯体化学
公募班(2020-2021)

構造的電子的柔軟性をもつイオン性化学種を用いた革新的ソフトクリスタル

キーワード
ソフトクリスタル、発光性金属錯体、ラジカルイオン、結晶相転移、メカノクロミズム

研究概要

イオン性開殻分子(ラジカルイオン種)やイオン性金属錯体(白金や金錯体)は同符号で集積構造を形成することがあり、それらの構造に基づいた機能性(磁性・電気伝導性・色調・発光性)を示す。本研究では、同符号で集積するイオン性分子において内在する相互作用(イオン間の静電相互作用・不対電子間相互作用・金属間相互作用等)の理解と制御により、外部刺激でナノ・マクロの物性が同時または逐次的に変調するソフトクリスタルの合理的な分子設計手法の確立を目指す。具体的には、(1)柔軟性をもつイオン性平面金属錯体によるソフトクリスタル、(2)柔軟性をもつラジカルイオン塩によるソフトクリスタル、の創成を検討する。さらに、(3)実際に外部刺激に対して誘発される物性の変化を観測し、新機能・新現象を検索する。例えば、刺激を与えた場所のみのピンポイント情報変換機能、ピンポイント刺激の異方的長距離情報伝達機能、刺激に対する履歴情報変換機能、を可能とする設計指針を創出する。

刺激により色と磁性が変化するラジカルイオン塩(先行研究)

研究業績


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suzuki-s@chem.es.osaka-u.ac.jp